英検1級合格に向けて、まず2400もの単語・熟語の暗記に励みました。
1ページ目から見たことも聞いたこともない単語だらけでしたが、
必ず覚えられる、という気持ちで毎日取り組むことができました。
というのも、学生時代にEPICKで、単語を毎日見て暗記することを習慣にしていたこともあり、初めは覚えられなかった単語も、毎日見れば必ず覚えられるといった経験をしていたからです。
英単語は順調だったものの、長文読解、ライティング、リスニングの勉強には、かなり苦戦しました。
初めて過去問を解いた時は、長文もリスニングも正答率は半分以下で、時間も足りなければ内容もさっぱりという状態に絶望しました。
そんな時、先生から、過去問ばかり解かずに、基礎力を上げる勉強をするようにと言われ、オススメされた教材を使い、毎日長文を精読することから始めました。レベルの高い長文を何度も繰り返し読み、スラスラ理解できるまでやり込んだ後には、長文の正答率も上がっていました。
ライティングに関しても、オススメしていただいた教材をメインに何度も練習し、その度、先生が添削をして下さいました。
これらの学習を経て、1次試験では、リーディング7割、リスニング8割、ライティング8割で合格することができました。
それから2次試験に挑みましたが、合格点に全く届かず不合格という結果に、1次試験以上に大きな壁を感じました。留学経験のない私にとって、国内外の時事問題について、2分間の即興スピーチ、試験官とのディスカッションを、全て英語で行うことに限界を感じていました。
しかし、その際も、先生が面接の練習と、発音やイントネーションの指導も同時にして下さいました。それと並行し、家ではオンライン英会話を毎日行い、時事問題に関する知識を英語でつけるために、イギリスの新聞記事を毎日2、3記事読むことを続けました。
これらの努力を地道に行なった結果、2次試験にも合格することができました。
英検1級に合格するために、特別なことは何もしていません。内容やレベルは違っても、学生時代にEPICKでしていたことと全く同じでした。基礎力を上げるために、ただ毎日の小さな積み重ねを怠らないこと、これが英語学習において欠かせないポイントだと再確認しました。今後は、長期留学を視野に、IELTSの取得に向けて学習を続けていきます。